私は、長い長い介護生活の末に、母を喪いました。そして、また、今度は父の介護が始まる、ということになった時、しみじみ思いました。
このままでは、もう、やっていけない、生き方を変えなけれなば! いや、生き方を変えられなくても、考え方を変えなければならない、と。
それで、とりあえず、人生のテーマを持つことにしました。
それが「ファンタスティックに生きる!」だったのです。
自らファンタスティックプロデューサーなどと名乗り、花げし舎を立ち上げ、ホームページ上でいろんな、ささやかだけれど、楽しいかも、ということを提案し、自宅にいろんな方をお招きしてお茶会を始めたりしました。
そのあれこれのいきさつを綴った、ちょっと風変わりなエッセイ集です。
花げし舎のブログがもとになっておりまする。
これを読んでいただけると、なぜ、私が、「アリスのお茶会」だとか、音楽人形劇団のパペレッタ・カンパニーだとかを始めたのかがわかっていただけるかと思います。